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「GalleryONO展」、終了しました。

火曜日, 5月 17th, 2016

5日間の会期で開催しました「GalleryONO 展」、あっという間に閉会となりました。
しかし思い返してみると実に濃密で、本当に5日間だったのだろうかと思うほどです。

在店してくださった3日間、小野さんとたくさんのお話をすることができました。
様々な年代のお客様と小野さんのやり取りも傍で聞いて楽しませて頂きました。

小野さんが「たくさんのいい想い出ができました。」と言ってくださったのが何よりでした。
ご来店くださったお客様、お問い合わせくださったお客様、皆さまのおかげです。
心から御礼申し上げます。

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「見ませ、賞でませ、用いませ」 ※こちらは非売品です。悪しからず。

芹澤銈介さんが大好きなんです、というお客様が板絵作品をお求めくださいました。
突然目の前に「買える作品」が現れたものだから動揺されていましたが、思い切ってご決断。
一緒に見ていた奥さんは止めずに、何ならすこし後押ししてました。

お二人が大好きな作家の作品と、大好きな作家の作品がある生活も手に入れられ、小野さんも拍手。
おめでとうございます。

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OLDガベとエチオピアの木の枕。 ※ご売約御礼。

上の素敵すぎる2点セットをお求めになられたご夫婦がおられました。
ご主人がOLDガベに惚れてしばらく見入り、一旦落ち着こうと店内を回ったところ枕を発見。
「最強の昼寝セットだ!」とガベに寝ころび、枕に頭をのせ、ノックアウト。

奥さまは呆れているだろうと思ったら、「また仕事頑張らないとね。」と一言。
これまた素敵過ぎました。

こうして暮らしも仕事も良くなっていくのだと、私共も信じています。
ご紹介した二組のご夫婦のやり取りなど見ていると、そういう確信が一層強くなります。
ありがとう御座いました。

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すぐにお試し頂けるコーナー継続中です。

返却まで時間があるため、展示の規模は小さくなりますがもう少しの間、ガベをご覧頂けます。
小野さんのガベをこの規模でご紹介できるのは今回が最後です。
ぜひもう一度確認しにいらしてください。

古いモノは買い取り品以外は店頭から下げますが、こちらも少しの間、当店がお預かりいたします。
心残りが御座いましたらお早めにご連絡くださいませ。

会期中は連日真夜中のブログ更新となりました。
お付き合いくださいましたお客様にも心から御礼申し上げます。
ありがとう御座いました。

6月1日からの「民藝と暮らす」@阪急百貨店 うめだ本店と、
6月10日からの「岩井窯・山本教行 展」に向けた準備にまた全力で取り組みます。
常設も手抜きなしです。

どうぞよろしくお願いいたします。

「GalleryONO展」から、祈りのかたち

月曜日, 5月 16th, 2016

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僧と天使(ベルギー、19世紀) 高25.8cm

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僧(ヨーロッパ、19世紀) 高21.5cm

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イコン(エチオピア、19世紀) 閉じた状態で7.8cm×9.5cm

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イコンの反対側

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テラコッタ 地母神(エジプト、BC1000年紀) 高14.9cm※台座含む

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テラコッタ 土偶(インダス、BC1000年紀) 高9.2cm

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泥塔(高麗) 左から高7.3cm、8.6cm、5.8cm、10.2cm ※右、ご売約御礼。

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絵馬(昭和初期) 45.8cm×36.2cm

小野さんが扱われているものには「祈りのかたち」がたくさんあります。
出品物を選ばせて頂くときはまったくの無意識でしたが、本展にもいろいろ並んでいました。

上にずらっとご紹介しましたが国や地域、時代が違うのはもちろん、
神への信仰、自然への畏怖、供養、多産 豊穣への願いなど、多種多様な祈りがあります。
ものの意味合いも、祈りを表現するもの、信仰対象を表すもの、祈るのための道具など様々です。

この手のものはただ美しいだけでなく落ち着いた気分、ホッとした気持ちにさせられるようで、
そっと傍に置きたくなるようなものが多いです。

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四角の模様

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ヤギ

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木の模様

ちなみにガベに織り込まれる模様にはざっと下記のような意味があるそうです。

 四角の模様:井戸を意味していて、水に困らないようにという願い
 ヤギや馬の模様:家畜(財産)を意味していて、お金に困らないようにという願い、家畜への感謝
 木の模様:生命の木、家族の繁栄・幸せへの願い

これらもまた、祈りのかたちのように思います。

そんな祈りに溢れた店内もいよいよ明日までとなりました。
馴染みのないお品物が多いですが、難しく考えずに、是非この機会にご覧になられてください。

昨日からお問い合わせが増えてきました。
とても嬉しく思います。
お返事が遅くなることがありますが、順番に対応しておりますので少々お待ちください。

ご検討してくださっているお客様、気になることはどうぞお気軽にご質問ください。
よろしくお願いいたします。

「GalleryONO展」から、明日とな 云いそ

日曜日, 5月 15th, 2016

小野さんの在店は本日まででした。
この3日間、たくさんのお客様にお越しいただきまして心から感謝申し上げます。
ありがとう御座いました。

小野さんが愉しい三日間だったと言ってくださって、嬉しく思います。
お客様のおかげに他なりません。重ねて感謝申し上げます。

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今日の開店直後。ダンディな小野さん。

先日のブログ記事「『GalleryONO展』から、リーチ・濱田・河井」の文中で、
芹澤銈介さんの作品は後日ご紹介しますと言ったのですが撮影前に完売となりました。

小さな板絵から大きな型染作品まで、6点ありました。
どれもお求めやすい価格にしてくださっていたからでしょうか、勢いよく旅立っていきました。

最後にお求め頂いたのが下の画像の作品、お渡しする前に撮らせて頂きました。

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「明日とな 云いそ」  ※ご売約御礼

「これは柳宗悦の言葉で、明日なんて言わないで、今日のことは今日やれっちゅうことですな。」
と小野さんはお客様にご説明されていました。

芹澤作品の撮影は後日に、と先延ばしにしていた自分に言われているようで身に沁みました。

というわけで芹澤作品は1点のみのご紹介となりました。
誠に恐れ入ります。

さて「GalleryONO展」、会期はあと2日となりました。
今晩からお問い合わせ頂いているお客様へのご購入案内を始めさせて頂きます。
目に留まるものが御座いましたら、contactページよりお気軽にご連絡ください。

ご売約済みになったお品物についてはブログやインスタグラムの画像に印を付けていきます。
ご確認くださいますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

「GalleryONO展」から、動物

土曜日, 5月 14th, 2016

小野さんが扱う品々には動物の姿が数多くあって、いつもことごとくキュンとさせられます。
DMに小野さんの選ぶものにはどこか温かな眼差しを感じるものが多い、と綴った所以です。

そしてそれはただ可愛いのではなく、小野さんの訛りみたいなものが感じられて独特なのです。
いくつかご紹介させて頂きます。

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テラコッタ 羊の親子 (インダス、BC2600年頃)

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テラコッタ こぶ牛のファミリー (インダス、BC2600年頃)

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加彩 とり (中国、年代不詳) ※ご売約御礼。

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加彩 犬の親子 (中国、唐代)

小野さんのご専門、オリエントの品々は時空を超えて松江にやってきました。
値札にびっくりして見るのをやめてしまうお客様が時々おられますが、もったいないです。
こうして直に見れる機会はそうはないと思いますのでかわいい顔、手足、おしり、じっくりご覧ください。

最初の2枚の画像は親子・ファミリーとなっていますが、一緒に出土したものという訳ではありません。
小野さんの「せっかく一緒になったんだから離れ離れにしないで持ってって。」という思いからです。

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35cm×34.5cm  ※ご売約御礼。

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ズーム

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28.5cm×34cm

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ズーム

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59cm×37.5cm

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ズーム

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85cm×59cm

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ズーム

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144cm×100cm

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ズーム

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もひとつズーム

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178cm×120cm

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ズーム

ガベにもたくさん動物が織り込まれています。

羊や馬、鹿などが多いですが孔雀もいますね。
部族によって模様のモチーフや雰囲気がずいぶん違うものです。

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木の猿、台座込みの高23cm (インドネシア、19世紀)

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後ろ姿

「人か猿か分からんかったんじゃが、尻尾があったよ。かわいいもんじゃのう。」と小野さん。
オリエントの考古美術と一緒にこういうものも並んでいるのがGalleryONOっぽいなぁと思うのです。

さて本展は会期が短いので明日で早くも中日、残すところあと3日となりました。

今日、ご来店しておざぶガベをお求めくださったお客様が、
「小野さんがとっても素敵な方ですっかりファンになりました!」とメッセージをくださいました。
嬉しいお言葉をありがとう御座います。

小野さんは15日の16時半頃まで在店してくださいます。
たくさんのお客様にお会いして、お話しして頂けたら嬉しいです。

明日はお出かけ日和だそうです。
皆さまのご来店を心からお待ちしております。

「GalleryONO展」から、チャナカレ・ベルベル

金曜日, 5月 13th, 2016

本日から始まりました「GalleryONO展」、県外からの熱心なお客様が多く賑わいました。
皆さん時間をかけてゆっくりとご検討くださって、あっという間に一日が終わりました。
誠にありがとう御座いました。

今日はモロッコのベルベルとトルコのチャナカレです。
小野さんが海外で見つけて持ってこられた、ガベ以外の敷物のご紹介になります。

・チャナカレ

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146cm×100cm  ※ご売約御礼。

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ズーム

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縁のポンポンにズーム

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138cm×100cm  ※ご売約御礼。

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ズーム

トロイの木馬のあるトルコの街、チャナカレで作られていたウールの絨毯です。
ガベと似た素材感ですが模様の印象はまったく違います

小野さんはご自宅で玄関マットとして30年使ってきてこれまでに不具合は一切なし。
とても頑丈なのは確認済みです。ちなみにこの2点も30年ほど前のものだそうです。
ご自身のブログ記事 に最近登場してました。

今回この2点は特別お求めやすい価格でご出品くださっており、値札を二度見するお客様続出でした。
私は納品伝票を三度見しました。

・ベルベル

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236cm×124cm

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ズーム

モロッコのベルベル族という民族によるウールの敷物で、80年ほど前につくられたものになります。
これも30年ほど前に小野さんが頼りにしていた海外の業者から仕入れたものだそうです。

3・4年前に小野さんのお店の壁にかかっているのを見て衝撃を受けました。
それ以来、このベルベルのことは忘れることなく、売れてしまったかどうかずっと気がかりでした。
本展開催が決まった時すぐにお聞きしたらまだお持ちだったのでDMに使うことを即決しました。

この時代・このクオリティのものは個人所有は何枚かあるだろうけど、
こうして販売されるのは最後の1枚だろうな、と小野さんは話してくださいました。
当店でご紹介できることを心から嬉しく思います。

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自宅にてDM撮影、試行錯誤中の画像。

1枚目の写真は雰囲気が分かりにくくて恐れ入ります。
DMの写真と、DM用に自然光で撮影した時の写真も質感の参考になさってください。

次の更新は明日か明後日、
私が勝手ながら小野さんの温かい眼差しを感じる、動物モチーフの古美術品をご紹介いたします。

お付き合いいただけますと幸いです。