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新着その2、上江洲茂生さん・照屋佳信さん

火曜日, 12月 6th, 2016

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上江洲さんと照屋さんの作品いろいろ

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上江洲さん作の傘立て ※ご売約御礼

長期休業中に行った沖縄では久しぶりに上江洲さんと照屋さんを訪ねました。
短い時間の訪問でしたがお二人ともお元気で、相変わらずのマイペースっぷりでした。
再会できて心から嬉しく思いました。

ほんの少しですがお二人の作品を店頭に並べることができました。
ただし画像に写っているものと、上江洲さんのピッチャーが1点のみです。

お二人とも次の窯から少し分けてくださるそうですが、だいぶ先になりそうです。
お好きな方には今回分、ほんと少なくて恐縮ですがご覧頂ければと思います。

よろしくお願いいたします。

今月のオンラインショップ更新について

月曜日, 1月 28th, 2013

今月は以下の作り手のページに新入荷・再入荷を反映しました。作り手によっては
オンラインショップに載せられていないモノもあるので、それらもご覧頂きながら
ご案内させて頂きます。

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泡が多めのペンダントライト。オンライン未掲載です。

安土草多さんはペンダントライトを4種類あらたに掲載しました。
画像は気泡が多めの「ペンダントライト 球」。ご覧のように通常の品とは
表情が違うため、オンラインショップに掲載のものとは別物扱いしています。

ご希望でしたらどうぞお気軽にお問い合わせください。

<<<安土草多さんのページは コチラ>>>

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オンライン未掲載の「蓋付瓶」(径9.5cm、高22.5cm 12,600円)

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蓋を取るとこうなります。(蓋のみ 径7cm、高5.5cm)

石川昌浩さんからは定番の品がたくさん入荷しました。今年に入ってから一部の
品物に価格改定がありましたが、定番外の品はすべて昨年の仕入れでしたので、
引き続き昨年と同じ価格で販売いたします。

今後はこういった定番外の品も価格に変更があるのかもしれません。
気に入って頂けた方には早めのご購入をお薦めします。

<<<石川昌浩さんのページは コチラ>>>

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新入荷の徳利2種。

石飛勝久さんはお馴染みの白磁を中心に初めて掲載する品が6点ありました。
どれもいつもどおり、どれも美しい形です。

<<<石飛勝久さんのページは コチラ>>>

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菊地流架さんの真鍮いろいろ

菊地さんはオンラインショップで初めてのご紹介となりました。

ピカピカの状態を保つも良し、特別な手入れをせず黒ずんだ質感にするも良し。
どちらにしても真鍮の素材感を楽しんでお使い頂ければと思います。

右から3番目のコーヒーサーバーのみ品切れしていますが、近く再入荷します。
その他はすべてご紹介しています。

<<<菊地流架さんのページは コチラ>>>

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「6寸皿 上」2種(ともに径18cm、高4cm、2,310円)。オンライン未掲載で現品のみです。

照屋佳信さんは普段使いの器や花器などいろいろ、照屋さんらしさ満載の品々が
掲載できました。来月、ひさしぶりに厨子甕をご紹介したいと思っています。

<<<照屋佳信さんのページは コチラ>>>

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スリップウェア角鉢 小

前野直史さんは5品のみになりましたが、新たに掲載しました。
尚、画像の「スリップウェア角鉢 小」の商品ページに誤表記がありましたが、
先程修正しました。大変失礼しました。

いつもより茶色く焼き上がっています。お好きな方ぜひ!
他にもコクのあるスリップウェアをたくさん揃えてお待ちしております。

<<<前野直史さんのページは コチラ>>>

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二重織布巾

HPEもご覧の3種のみですが更新がありました。
二重織布巾はオンラインショップで初めてのご紹介になります。

<<<HPEのページは コチラ>>>

以上7組の作り手に更新がありました。
掲載後すぐにご購入頂けた品もあり、嬉しい限りです。心より御礼申し上げます。

今月の更新は以上で終わりです。掲載が叶わなかった森山窯、湯町窯は準備中、
来月必ず更新します。ご期待頂ければ幸いです。

店のこと色々

土曜日, 9月 22nd, 2012

少し先の話になりますが、10月5日から12日まで長いお休みを頂きます。
水曜定休ですが長期休業前の10月3日は営業いたします。

オンラインショップは休業中も通常どおりにご覧頂けますが、
4日正午から12日の深夜までの間はご購入手続きができなくなります。

お取り置きを希望されるお品物が御座いましたらCONTACTページからお声掛けください。
尚、オンラインショップの再開はブログなどでお知らせします。

休業中はお問い合わせのメールへの返信が大幅に遅くなることも考えられます。
予めご了承ください。

さて現在の店内ですが、その長期休業を取り消したくなる勢いで待ちわびていた品々が届いています。
ざっくりご紹介します。

・照屋佳信さん


入ってすぐのテーブル


6寸皿


4寸マカイ、4.5寸マカイ


按瓶


角瓶、角瓶(大)

・石飛勝久さん


赤絵7寸皿


練上げ角鉢


白磁ティーポット

・森山窯


練炭釉丸紋ピッチャー、瑠璃釉筒ミルク注

・出西窯


徳利、ぐい呑み


縁付皿 黒×海鼠釉 5寸と7寸

・HPE レンテン族の豆敷


大きめ3枚


小さめ3枚


秋らしい色味3枚

紹介したのは最近届いたうちのほんの一部です。
他にも入荷の予定があるため、近いうちにまた届いちゃうかもしれません。
ひとまず長期休業の前にご来店頂ければと思います。

このところ更新のなかったオンラインショップも現在気合いを入れて準備しています。
先日ご案内した石飛勲さんの品は鋭意商品ページ作成中、もう少々お待ちください。

嬉しいことに盛永省治さんの品がオンラインショップに載せられることになりました。
お取り扱いが始まった太田潤さんも早めの掲載を見込んでいます。

諸々どうぞよろしくお願いします。

大モノのご紹介 2

金曜日, 7月 6th, 2012

前回に続きまして沖縄の大モノをご紹介します。


松田共司さん 尺皿 (径31cm 高6.5cm)


打刷毛、打釉、櫛書、狂おしいです。


松田共司さん 角鉢 (23cm×18cm 高16.5cm)

角鉢は2点ありましたが、もう一方は出西窯の陶工さんが一目惚れ、お持ちくださいました。
玄関前で花を入れて使ってくれているそうです。


宮城正享さん 8寸深鉢 (径25.5cm 高12.5cm)

今当店にある鉢で一番大きなものです。


宮城正享さん 尺三寸皿(径40cm 高7cm)

いま当店にある皿で一番大きなものです。

ときどき方向を変えて楽しんでます。


照屋佳信さん 厨子甕(23.5cm×21cm 高42cm)

本来の用途である骨壷としての需要はありませんが、照屋さんと上江洲さんは今でも厨子甕を
作り続けています。

細かいパーツを作ること、それらを組み合わせていくことが楽しいそうです。


照屋佳信さん 傘立て(33cm×33cm 高53cm)


面によって色の出方、焼きの感じが違います。

籾殻を混ぜた土で作られており、水はゆっくりとしみ出します。屋内の傘立てには向きません。
ちなみに厨子甕も同じ土を使って作られています。

今日ご紹介の品も照屋さんの傘立てを除いて、オンラインショップへ掲載しました。
どうぞご覧ください。

照屋さんの傘立ては店で使っているためオンラインショップへの掲載はいたしません。
ですが使いながら売っています。ご希望でしたらお気軽にご相談ください。

イッチン体験

土曜日, 3月 3rd, 2012

イッチンを使った品は沖縄の皆さんや森山雅夫さんによるモノが現在たくさんあります。
軽かったり強かったり、皆さんそれぞれの表情で愉快です。少しご紹介します。


上江洲茂生さん 9寸平皿


照屋佳信さん 6寸皿


森山窯 片口4寸


松田米司さん 5寸皿


宮城正享さん 5寸皿

昨年末、石飛勲さん・勝久さんの工房でこのイッチン技法を体験をさせて頂く機会がありました。
当店ではまだご紹介できておりませんが、お二人も時々イッチンを使ったモノを作られます。

工房に伺うと勲さんが陶板を用意してくださっていて「ロゴマークの柳を描いてみたら?」と
仰るので挑戦することになりました。勲さんの助言をもとに、以前拝見した森山雅夫さんの
イッチン作業を思い出したりしながらやってみましたが、まー当然思うようにできるはずがなく、
実に難しかったのです。

描いては消し、描いては消しの繰り返し、あまりのセンスの無さに作業を中断、休憩、瞑想、
再挑戦、でもやっぱりやり直し、、、何度もアドバイスをしてくれた勲さんの口数も減り、、、
しまいには横で見ていたかみさんが代わって描いたほうがだいぶマシだったのでそれを
後日の窯で一緒に焼いてもらうことになりました。

ただかみさんも上手く描けたという自信はないので、どんなのが出来上がっちゃうんだろうと
二人して恐怖に震えていたところ、先日勲さんが、松江に用があったので、と完成した陶板を
片手に立ち寄ってくださいました。鬼に見えました。

ところが完成品は思っていたよりもはるかに良くて、驚きました。

これで良くなってるの?と思われるかもしれませんが、もっとひどい出来を想像していました。
焼く前を写した画像があれば伝わりやすかったのですが… 幸か不幸か見当たりません。
それはさておき、この仕上がりを見て「何ものか」が助けてくれた、そんな気がしました。

石飛さんも「こんなに良くなると思わなかったからビックリしてねぇ。」(正直なお方です。)
と仰っていました。貴重な経験をありがとう御座います!


店内レジ奥の端っこで控えめに。

作り手から「窯の調子が良かったおかげで今回は良い出来になりましたね。」とか、反対に
「焼くまでは順調だったけど窯が上手くいかなかった…」この手の話を何度か耳にしたのを
思い出しました。「窯にまかせて」「焼けてかたまれ 火の願い」なんて言葉も思い出されます。

作らせてもらったのはお遊びの陶板に過ぎませんが、今まで作り手の皆さんから聞いた話や
この経験を通して「何ものか」を恐れたり、敬ったり、感謝する気持ちを、また皆さんが日々
大変なものを相手に仕事をされているということを、ほんの少しだけですが体感できたように
思います。

今一度目の保養に、


宮城さんのピッチャー(小)


9寸皿

どちらもキテます。