Posts Tagged ‘村島順’

「村島順 展」から、急須

月曜日, 10月 12th, 2015

村島さんの作品はその形と質感から、重たそうにお感じになる方が多いようです。
皆さん持ってみて「あら、こんなに軽いんですね。」と仰います。

そして4日間の焼成中に降りかかった薪の灰により、実に様々な表情を纏っています。
ほぼすべての作品において、棚に飾ってある面の裏側がまったく違う感じなのです。
と言いつつ今日の作品画像はすべてワンカットのみで恐れ入ります。

重さや全体の表情、すべてをご確認いただきたく思います。
ご来店の際は是非とも手に取ってご覧になられてください。

20151011_1
叩き急須(11) 15.3cm×12.2cm、高8cm(蓋は含まず) ※ご売約御礼

20151011_2
急須(59) 14cm×11.8cm、高8.2cm(蓋は含まず) ※ご売約御礼

20151011_3
ソロバン急須(8) 14.5cm×11.7c、m高7.9cm(蓋は含まず) ※ご売約御礼

20151011_4
急須(85) 15cm×12.2cm、高8cm(蓋は含まず) ※ご売約御礼

20151011_5
左手急須(42) 14cm×12cm、高8.8cm(蓋は含まず)

焼締めの器の扱いには面倒をお感じになられる方が多いことと存じます。
ただ村島さんの急須はざっくり使って頂くほうがむしろ良いかと思います。

私が10年以上使っている村島さんの急須は一度も洗剤で洗ったことがありません。
いつもお茶葉を捨てて、水でざっとゆすぎ自然乾燥。これだけを繰り返してきました。

内側は茶渋の膜が張ったようになっていますが…いやむしろそれが良いのかもしれません。
特別なお茶葉でなくてもその急須で入れるお茶は美味しく感じます。
お客様にも同じお茶葉でお出しするのですが、味をほめてくださることが度々あります。

他の急須で淹れるとやっぱり少し味が違うような… 気分の問題でしょうか。
料理屋が長年使った土鍋には出汁がでるものがある、的な話を時々思い出します。

ところで本展はお問い合わせに関する取り決めをしていませんでしたので、
早々に対応を開始いたしております。

明日以降もいろいろご紹介して参ります。
何か目に留まりましたらどうぞお気軽にご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

「村島順 展」から、土瓶

日曜日, 10月 11th, 2015

本展は焼締めの陶器のみ、しかも品揃えはほぼ急須や酒器の類で花器が少し、
当店も村島さんもドキドキしながら初日を迎えました。

しかし昨日今日と「楽しみにしてました!」と仰るお客様が県内外からお越しになられました。
皆さん時間をかけてゆっくり、じっくり作品を見てご検討くださいました。
そしてそんなお客様と村島さんが店内の奥に設置した休憩スペースでお茶を飲みながら、
村島さんの大好きな釣りや音楽の話で盛り上がり、かなり深い話になっていることもありました。

いつの間にか私も村島さんも楽しく過ごしていました。
ご来店くださいました皆さまに心から御礼申し上げます。ありがとう御座いました。

さて今回も例によってブログで作品紹介をいたします。
本日は土瓶をご紹介させて頂きます。

20151010_1
土瓶(5) 13cm×10.8cm高10.2cm(蔓・蓋は含まず) ※ご売約御礼

20151010_2
土瓶(3) 13.5cm×11.5cm高11.2cm(蔓・蓋は含まず)

20151010_3
叩き土瓶(31) 12.2cm×10.8cm高9cm(蔓・蓋は含まず)

20151010_4
土瓶(34) 12cm×11cm高10cm(蔓・蓋は含まず) ※ご売約御礼

20151010_5
小土瓶(57) 9.5cm×7.8cm高6cm(蔓・蓋は含まず) ※ご売約御礼

土瓶の蔓の扱いについて心配される方がいらっしゃいますが、特別な用心は必要ありません。
洗う時に水にぬれても自然乾燥して頂ければ十分です。
蔓を無理に動かしたり、水に浸けたままにするようなことがなければ長くお使い頂けます。

もし傷んでしまっても、村島さんに送れば新しい蔓に取り換えてくださいます。
その際は往復の送料だけお客様にご負担頂ければいいそうです。
どうぞ安心してお使いください。

20151011_6
今の店内の様子。めずらしい品揃えと新しい什器が相まって別のお店みたいです。

少し減りましたがまだまだたくさんの中からお選び頂けます。
明日以降にご来店を予定してくださっているお客様もどうぞご期待ください。

インスタグラムでも時々ご紹介いたします。
あわせてご覧いただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

10日から「村島順 展」です

火曜日, 10月 6th, 2015

20151006_1
拙宅でのお茶の時間。村島さんの急須と磁器、よく合います。

村島さんの作品は当店の中では異色の存在だとお感じになられる方が多いようですが、
自宅にも店にも長年使っている急須があるほど、私たちにとっては生活の一部のような、
ごく当たり前の存在です。

佇まいにも使い勝手にも惚れ込んだ急須なので定期的にご紹介したかったのですが、
当店が開店する少し前、村島さんは不運な事故に遭い体調を崩され、さらに窯も不調に陥り、
納得いくものが焼けないから、ということで入荷は数回しか叶いませんでした。

一昨年、やっとご自身も窯も回復してきたという連絡があった時は心から嬉しく思いました。
窯の不調やご自身の体調の変化がまた起きてしまうかもしれないという心配はありましたが、
幸いご自身も窯も好調を維持してくれて、無事に本展開催の運びとなりました。

心配無用と言わんばかりの、ゴリゴリに焼けた急須・ポット・土瓶などが100点近く届きました。
今まで思うように紹介できなかった無念を晴らすべく、できる限り店頭に並べます。
ご期待くださいませ。

それから初日と二日目は村島さんが在店してくださいます。
プロレスラーのような風貌ですが、とても優しいおじ様です。
製作のことや急須の取り扱いのことなど、遠慮なく聞いてみてください。

どうぞよろしくお願いいたします。

20151006_2

動物や果物のような有機的で愛嬌のある形や、窯の中で降りかかった灰によって
生まれる荒々しいテクスチャーが特徴的な村島さんの急須たちは、地中から自ずと
出てきたかのような独特な生命感にあふれています。

そういった表面的な美しさとともに、キレの良い注ぎ口や心地よい持ち手など、
肝心なところもしっかりと考え抜かれているあたり、「急須や土瓶しか作らない」
という製作スタイルを30年貫いてきた村島さんの職人的な心意気と技術を感じます。

それに「どんなに焼き上がりが良くても注ぎ口のキレが悪ければ商品にしない。」
という方針がずっと変わらないのも大きな信用です。村島さんの急須は日々の道具
としてこれ以上ないクオリティだと言っても過言ではありません。

越前の地で四季を感じながら自然と戯れる暮らしぶり、ものづくりに対する厳しさ、
使い手への心遣い、美意識、すべてが焼けて固まった作品の数々が並びます。

是非お手に取ってお確かめください。

2015年10月10日(土) ~ 10月19日(月) ※14日(水)はお休みします。
営業時間 11:00~19:00

・村島さん在店日 10日(土)、11日(日)

村島順さんの新着

土曜日, 9月 20th, 2014

長期休業を終えてから、店内には新着品がたくさん並んでいます。
ブログでゆっくりご紹介させて頂きます。

まずは長期休業の直前に届いていた、村島順さんの作品です。
久しぶりに村島さんの急須や土瓶が並び、店内の空気感が変わりました。

20140920_1
急須(高10.6cm)

20140920_2
アラジン急須(高9.2cm)

20140920_3
水注(高10.5cm)

20140920_4
宝瓶(高10.2cm)

20140920_5
宝瓶にズーム

20140920_6
小土瓶(高13.5cm)

20140920_7
土瓶(19cm)

20140920_8
土瓶にズーム

村島さんには来年、個展をお願いしています。詳しい日程は未定ですが、9月か10月です。
先日ご連絡した際には「もう今から気合を入れて取り組みますよ!」と力強く話してくれました。

一年先のことですがこんな心境でいてくださって、嬉しい限りです。

20140920_9
蓋止め酒器(高11cm)

20140920_10
酒器(高16.8cm)

急須や酒器といった袋物しか作らない村島さんは当店でも異色の存在です。
焼締めの器も当店ではあまり扱いがありません。
この手の焼き物になじみのないお客様は、ご来店の際に手に取ってじっくりご覧頂きたく思います。

個展も楽しみですが、今回送られてきた品々も素晴らしい仕上がりです。
気に入って頂ける方のお迎えをお待ちしております。

ひさしぶりに村島順さんからの入荷

木曜日, 3月 14th, 2013

3年半ぶりに村島順さんの仕事が届きました。

村島さんはオンラインショップのみで展開していた時からのお付き合いでしたが、
数年前に窯の調子が突然悪くなり、その修復中に不運な事故で体調を崩されてしまい、
店舗を構えてからは入荷が叶ずにいました。

話を聞いているだけでも辛くなるような、大苦戦の日々からようやく復活。
元気な村島さんそのものがここにあるようで、本当に本当に嬉しく思います。

早くオンラインショップに載せたいところですが、まずはここでざっとご紹介します。
(※定番の土瓶は1点、オンラインショップでご紹介しています。コチラからどうぞ)

20130313_1
定番ポット(15.5cm×10cm 高12cm) 12,600円

20130313_2
定番急須(14cm×12cm、高11.5cm) 12,600円

この型の急須は店で使っているものをお見せして、目に留めて頂いたお客様が何名も
いらっしゃいましたが、ずっとお渡しできずにおりました。
なんだか悔しいですが、今並んでいるモノは店で使っているものより良い焼き上がりです。

20130313_3
小土瓶(9.5㎝×8cm 高13.5㎝) 12,600円

20130313_4
土瓶 大(12.5cm×11cm 高19.5cm) 34,650円

20130313_5
急須(15cm×11.5cm 高9.5cm) 26,250円

上の3点は村島さんの造形と、焼成時に灰が掛かることで起こる窯変が魅力の1点モノ。
不調になってからはこの手の仕事が上手くいかず、苦労されていました。窯の調子はまだ
完全復活とは言えないそうですが、今回届いた品はどれも以前のような強い印象です。

20130313_6
酒器(15cm×10.5㎝ 高10.5cm) 31,500円

20130313_7
酒器(15.5cm×11cm 高10.5㎝) 31,500円

村島さんの仕事の多くは急須・土瓶・ポットですが、今回は酒器も2点あります。
この2点もバッチリ焼き上がっています。

これらの品々と一緒に届いたお便りには「これから、やりまっせ。」とありました。
今後の村島さんを、当店でもできる限り紹介していきたいと思います。

20130313_8
最後にご紹介の酒器にズーム

今回ご紹介の中にグッときたモノがありましたら、どうぞお気軽にお声掛けください。
喜んでお送りいたします。

尚、店頭にはすべて並べております。お近くの方はぜひ見にいらしてください。
村島さんの急須で入れたお茶でも飲みながら、ご紹介できればと思います。