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「島岡桂 展」から、急須・土瓶・按瓶

火曜日, 6月 26th, 2018

これまでに急須やポットを仕入れたことは何度かありましたが、
端正な形と目新しい模様がお客様の目を惹くようで毎回早々に旅立っていきました。
なのでインスタグラムやブログではご紹介できていなかったかもしれません。

本展にはそんな急須、後手急須(ポット)、土瓶、按瓶がたくさん届きました。
やはり今回も度々手に取られています。
店頭にあるうちにざっとご紹介いたします。


地釉縄文象嵌急須3種(3点とも16cm×14cm高11.5cm) ※右、ご売約御礼


地釉縄文象嵌急須三色2種(2点とも16cm×14cm高11.5cm)


地釉縄文象嵌急須三色2種を120度回転


地釉縄文象嵌急須三色2種をさらに120度回転


地釉縄文象嵌後手急須、灰釉縄文象嵌後手急須(20cm×12cm高16cm) ※灰釉、ご売約御礼


灰釉面取後手急須(19cm×11cm高13cm)


糠釉面取後手急須(19cm×11cm高14cm)


地釉縄文象嵌土瓶(18cm×13cm高21cm)

本展に酒器がたくさん用意されたのは当店から度々注文があったからだそうですが、
急須類が多い理由を尋ねたら「いや~作り始めたら楽しくなっちゃって」と仰いました。

この話だけだと軽いノリで作っているように思われるかもしれませんが、
どれも細部まで丁寧に作られていて安心してお客様にご紹介できるクオリティです。
道具としての裏切りはありません。

ここまで色柄豊富に揃った中からお選び頂けるのは作品展ならでは。
お家芸の縄文象嵌ではない面取のものが灰釉と糠釉とありますが、こちらも良い仕上がりです。
お好きなのがありましたら是非。


地釉縄文象嵌共手土瓶、灰釉縄文象嵌共手土瓶(ともに20cm×14cm高21cmほど)

お問い合わせを数件頂戴いたしており、嬉しく思います。
ご案内は会期終了後となりますが、ご希望は随時お伺いしております。
目に留まるものが御座いましたらどうぞご連絡ください。

尚、「島岡桂 展」会期中ですが、明日はお休みを頂きます。
お問い合わせへのお返事にもお時間頂戴することと思います。
ご了承くださいませ。

店内にはまだまだたくさんの作品が並んでいます。
28日以降も期待してご来店ください。

よろしくお願いいたします。

「島岡桂 展」から、酒器

月曜日, 6月 25th, 2018

桂さんの制作は作品展に向けて作り込むスタイルです。
そのため注文をお願いすることもありますが、
主にその時々の在庫にこういうものがあれば欲しいという希望を伝えてあれば送ってもらう、
というかたちを取っています。

そんなやり取りの中で私は下戸のくせにほぼ毎回徳利やぐい呑みが欲しいと伝えていたらしく、
作品展には必ず用意しなくてはと、桂さんはかなり意識してくださっていたそうです。

というわけで本展にはお酒にまつわる器がとても充実しました。
どちらかというと酒器が不足しがちな当店なのですが、
こんなに徳利、片口、ぐい呑み、が並んでいるのは珍しくてなんだか新鮮です。

酒器をお探しの方、お好きな方にはぜひご覧頂きたいです。
ここにもざっとご紹介いたします。


地釉縄文象嵌ぐい呑み白、地釉縄文象嵌徳利白 ※ともに完売。ありがとう御座います。


地釉縄文象嵌ぐい呑み呉洲白(径6cm高4cm)、地釉縄文象嵌徳利呉洲白(径8.5cm高14cm)


白釉縄文象嵌ぐい呑み(径6cm高5.5cm)、白釉縄文象嵌徳利(径8cm高13.5cm)


地釉縄文象嵌ぐい呑み、地釉縄文象嵌徳利呉洲白その2(径8.5cm高14cm)※ぐい呑み、完売御礼


地釉縄文象嵌ぐい呑み辰砂(径6.5cm高4cm)、地釉縄文象嵌徳利辰砂白(径8.5cm高14cm)


地釉縄文象嵌ぐい呑み鉄(径6cm高4cm)、地釉縄文象嵌徳利鉄(径7.5cm高13.5cm)

この並べ方だと徳利とぐい呑みがセットのように思われるかもしれません。
実際セットでお使い頂くと格好がいいのでお薦めですが、すべて1点ずつお求め頂けます。
ご希望でしたら遠慮なくお取りください。

ぐい呑みが1点2点じゃ足りない、という場合はお時間かかるかもしれませんが注文します。
お気軽にご相談くださいませ。


刷毛目扁壷徳利2種(10cm×7.5cm高15cm)


刷毛目扁壷徳利を上から。叩いてあるので上から見るとご覧のとおり楕円です。


灰釉鎬徳利 ※ご売約御礼、白釉面取徳利(径7.5cm高13.5cm)、打刷毛目徳利(径7.5cm高14cm)


地釉縄文象嵌片口鉄、地釉縄文象嵌片口白(15cm×13.5cm高7cm)


地釉縄文象嵌片口3種(左:18cm×13.5cm高8.5cm、中:ご売約御礼、右:14.5cm×13.5cm高9cm)

徳利と片口は形や色、釉の使い分けられていてバリエーション豊富に揃っています。
よく見るかたちのものからちょっとひねりが効いたものまで、様々です。
徳利は花入れにするという方も多いです。

桂さんの作品は縄文象嵌が特徴的ですが面取や刷毛目にも独特なものが多く、
お客様の目を惹いています。

味わい深い質感もお見逃しにならないよう、ご来店の際は是非手に取ってお確かめください。


地釉縄文象嵌マグ型ぐい呑み(8.5cm×6.5cm高7cmほど) ※2種とも完売御礼。


地釉縄文象嵌ジョッキ、白釉縄文象嵌ジョッキ(11.5cm×9.5cm高14cm)

開梱している時はデミタス碗皿の碗だろうと思ってソーサーを探していたのですが、
伝票を見たら「マグ型ぐい呑み」と記してあって膝がカクンとなりました。
ふざけてるなぁと思いますが、作りはちゃんとしてるなぁ、しょうがないなぁと思わされます。

桂さんの作品にはそういうものがちらほらあって楽しいです。
真面目な道具もいいけれど、真面目でお茶目な道具もいいものです。

明日以降もいろいろご紹介しますのでどうぞご覧ください。

「島岡桂 展」から、縄文象嵌実演

日曜日, 6月 24th, 2018


実演中の桂さん

今回の作品展が決まった時、桂さんの方から縄文象嵌の実演を提案してくださいました。
お客様に体験して頂くことも可能とのことで、それは是非にと即決でお願いしました。

桂さんは「接客が下手だから在店中は店の片隅でずっと実演しててもいいくらいです。」なんて
仰っていましたが、手を動かしながら上手に説明してくださり、皆さま目から鱗のご様子でした。
楽しんで頂けたことと思います。

画像もたくさん撮ったことだし、せっかくですのでブログにも残します。
いろいろな模様がありますがここでは「矢羽」と呼ばれるものでご紹介します。

・縄文模様を施す

まずは縄を胎土に押し付けるようにして転がします。
ただ単にコロコロ転がして跡をつけるのではなくバランスを取りながら施します。

尚、今回はデモンストレーションですので陶土を板状にしたものを使っています。
そのため縄文模様を施すのはコツは要るのだろうけど、わりと簡単な作業のように見えました。

ですがお皿やカップに施す際は縄を当てた圧で形が崩れないよう裏側や内側に手を当てて施します。
徳利などは中に手を入れられないので、圧に耐えられるよう厚めに成形しておきます。
そんなふうに作品の場合は勝手が違うし、いろいろな工夫がされていることも伝えしておきます。

・違う成分の土でコーティング

先ほどの縄文模様を施したものを成分の違う(=発色の違う)土で覆います。
べったりと覆うのではなく刷毛で塗り重ねて薄っすらと覆います。

今回はこのコーティングする土に白、飴、赤、青に発色する土が使われています。
さらには釉薬も使い分けるのでカラーバリエーションはとても豊富です。

・削り

削りが強すぎると覆った土の効果が弱まり、弱過ぎると縄文模様が華奢になってしまいます。
作品の表情に大きく作用するこの作業もけっこう重要です。

しっかり縄文の方向に合わせて一定の加減で削らないと模様にムラが出ます。
体験させて頂いたのですが、完成を急いで雑に削った個所は桂さんにあっけなく指摘されました。

最後に釉薬をかけ、それを焼いたら下のお皿のようになります。


地釉縄文象嵌皿7寸(径21cm高3.5cm)

実演を目の前で見るほど分かりやすくはないですが、ご参考になりましたら幸いです。

こういった催しは当店にとって初めてのことでした。
いろいろと至らないこと、お気付きになられたことがあっただろうと思います。
ご指摘など御座いましたら遠慮なくお伝え頂けますと幸いです。

今日で桂さんの在店は終わりましたが、「島岡桂 展」は始まったばかりです。
ふだん使いのうつわから遊び心に溢れたオブジェ的な作品まで、たくさん並んでいます。

ご来店を心よりお待ちしております。

「島岡桂 展」から、皿

土曜日, 6月 23rd, 2018

「島岡桂 展」、初日を無事に終えました。
楽しみにしてくださっていたお客様が遠くから近くからお越しくださり賑やかでした。
あらためまして、ご来店くださいましたお客様に心から御礼申し上げます。

今日は桂さんによる縄文象嵌の実演がありました。
居合わせたお客様は皆さん熱心に見てくださり、目から鱗のご様子でした。
とても有意義なデモンストレーションになり嬉しく思います。

明日も14時からと16時からの2回、実演を実施します。
作業の体験もできます。
ご興味ございましたら是非お出かけください。

初日の今日はよく手に取って頂いたお皿類からいくつかご紹介いたします。
都合により今日は画像にタイトルとサイズだけ添える形にします。
ざっくりしたご紹介で誠に恐れ入ります。

また昼と夜に撮った画像が交互しますので多少見ずらいかもしれませんが、
どうかご覧ください。


地釉縄文象嵌皿7寸 その1(径21cm高3.5cm)


地釉縄文象嵌皿7寸 その2(径21cm高3.5cm)


地釉縄文象嵌皿7寸 その3(径21cm高3.5cm) 


白釉縄文象嵌皿8.5寸 その1(径25.5cm高4cm) ※完売御礼


白釉縄文象嵌皿8.5寸 その2(径25.5cm高4cm) ※ご売約御礼


白釉縄文象嵌皿8.5寸 その3(径25.5cm高4cm)


白釉縄文象嵌皿8.5寸 その4(径25.5cm高4cm)


地釉縄文象嵌皿6寸(径17.5cm高3cm)


柿釉縄文象嵌皿6寸(径17.5cm高3cm) ※完売御礼


掛合釉皿6寸(径17.5cm高3cm)


飴釉抜文皿8.5寸 その1(径26.5cm高5.5cm) ※ご売約御礼


飴釉抜文皿8.5寸 その2(径26.5cm高5.5cm) ※ご売約御礼


地釉渦縄文象嵌皿尺二寸(径34.5cm高7.5cm)

明日以降もブログとインスタグラムでいろいろご紹介して参ります。
ご覧頂けますと幸いです。

尚、本展も会期中は店頭販売のみとなります。
お問い合わせは随時受け付けておりますが、ご購入のご案内は会期終了後からとさせて頂きます。
ご了承くださいませ。

よろしくお願いいたします。

「島岡桂 展」、明日からです。

金曜日, 6月 22nd, 2018

島岡桂さんの作品展がいよいよ明日からです。
準備が整いました。

桂さんには開店当初からお付き合い頂いてますが、作品展は初めてです。
震災があったり、距離が遠かったり、いろいろあって時間がかかってしまいました。
でもいつか必ず開催したいと思っていましたし、待ち望んでくださるお客様もいらっしゃいました。
この度の機会を心から嬉しく思います。


店内の様子

お皿や鉢、カップ類といったふだん使いの品々は豊富に揃っています。
ここには写っていませんが酒器の多さは事前にお知らせしておきたい点です。

土瓶、急須、ポット、花器、蓋物、脚付きの器といった作品も多く並びました。
桂さんの作品の多くには縄文象嵌という時間と手のかかる技法が用いられていますが、
パーツが複数あるものや特徴的な造形をしたものなど、輪をかけて手間を要する仕事が実に多く、
作るのが好きなんだなぁとしみじみ思いました。


レジカウンター裏の棚にもたくさん。

464点の作品が届き、店内は桂さんの作品で埋め尽くされました。
レジカウンター後ろの棚にもストックがぎっしり置いてあります。
見比べたい方はお気軽にお申し付けください。

23日、24日は下記のとおり縄文象嵌の実演があります。
先着順で体験もできますのでお気軽にご参加ください。

作品展ならではの品揃え、イベント、お楽しみいただけますと幸いです。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。


DM


縄文象嵌や刷毛で施された模様が目に愉しく印象的な桂さんの作品ですが、
使っていると模様は思いのほか静かで料理をしっかり引き立ててくれること、
轆轤や型で起こした形がそもそも美しいこと、に気付かされます。

ものづくりが好きだという桂さんの美意識や茶目っ気、実験的な好奇心、
それらが長年培ってきた技術に支えられ、結果優れたうつわでありながら
美的感覚を刺激してくる作品となって姿しているのだと思います。

当店でも山陰でも初の個展、店内いっぱいに並べてお待ちしております。
ぜひお出かけください。

■製作実演

・23日(土)14時~、16時~
・24日(日)14時~、16時~

会期初日と二日目は島岡桂さんが在店し、縄文象嵌の実演をしてくださいます。
模様ができる様子をぜひご覧ください。尚、嬉しいことに桂さんよりご提案があり、
実演の際にお客様が作業を体験できる時間も設けることになりました。
ご希望の方は多少汚れることを想定したお洋服をご用意の上、ご来店ください。

会期 2018年 6月23日(土) ~ 7月2日(月) ※27日(水)はお休みします
   営業時間 11:00~19:00