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涼しさを少々

金曜日, 7月 29th, 2011

安土忠久さんの硝子

安土忠久さんの硝子、その2


石川昌浩さんの硝子

安土草多さんの硝子

お客様の手があからさまに硝子に向っていく今日この頃です。目に涼しいし
冷たい飲み物をガブガブいきたいこの季節、そりゃあそうです。

冷茶グラス:安土草多、八角グラス:石川昌浩

お客様には冷たいお茶をお出ししております。中身があると一層涼しげです。

そんなこともしているのでお客様はますます硝子の輝きに目を奪われがちに
なりますが、陶磁器だって涼しげなのが結構あります。お見逃しなく。

出西窯

手前:森山窯、奥:中井窯

白磁工房(石飛勝久、石飛勲)

俊彦窯

湯町窯

というわけで涼しげに感じた器たちをダーっと紹介しました。見るだけでも
少しは涼んで頂けましたでしょうか。手元にあるともっと涼しいはずです。

涼しげではないかもしれませんが、沖縄の陶器はいつもに増して元気よく
鮮やかに感じます。

上江洲茂生さん

水曜日, 6月 1st, 2011

沖縄の上江洲茂生(茂生窯)さんから普段使いの器が届きました。到着済みの
大皿や壷などもあわせて充実しています。

6寸マカイ(径18.5cm高8.5cm)、3.8寸マカイ(径11.5cm高6cm)

陶カップ(径9cm高9cm)、マグカップ(12cm×9.5cm高11cm)

7寸皿(径22cm高5cm)

尺2寸皿(径36.5cm高8.5cm)

ベテランと呼ばれるに相応しいキャリアの上江洲さんですが、昔から続けている
仕事だけでなく少し変化をつけたものや見かけなかったようなもの等、いつも色々
なことをやられるので、きっと意欲的で情熱的な方だろうと想像してました。

しかしお会いして色々と伺ってみると特に情熱を向けているというわけではなく、
淡々と仕事をするといったお話でした。

なんか意外だなぁと思いながら工房内をウロウロしていると、この日も見かけた
ことのないモノを発見。「こんなのも作られるんですね」と聞くと「それはちょっと
やり過ぎたと思ってる。やりながらなんだか悩み過ぎちゃってね。」と苦笑いされ
ていました。その表情が楽しそうでどこか満足げなのが印象的でした。

扁壷(17cm×15cm高21cm)

常に実験的で、新しい取り組みもされているなんて畏まって考えていましたが
それはやや語弊があって、作ったモノを世に問うことも評価を求めることもない
上江洲さんご自身にとっては「こんなのできた。」ただそれだけかもしれないと
今では思いますし、上江洲さんの心の在りようはきっと河井寛次郎の言葉にある
「新しい自分が見たいのだ、仕事する」なのだろうと勝手に納得しています。

ところで上江洲さんは「売れにくいけどね」という厨子甕を作ることをやめません。
とても楽しくて飽きないそうです。

この画像は上江洲さんが厨子甕の制作を説明して下さっている様子。手元しか
写っていませんが、工程を説明するのもなんだか楽しそうでした。ちなみにこの
道具を使って出来るのは一番小さなサイズです。大きいものだと高さは50cmを
超えます。厨子甕は沖縄に古くから伝わる骨壷なので嫌がる人もおられますが、
これがカッコイイのです。いつか当店にも…来ちゃいますね。

厨子甕 小(12.5cm18cm高18.5cm)

厨子甕で今あるのはこちら。小さなタイプですが存在感は抜群。

冒頭で紹介した品などは本日から沖縄の器を並べている棚に入れていきます。
是非ご覧ください。