8月・9月は島根県立美術館と当店にぜひ
島根県立美術館で開催されている展示のポスターを入口に掲示してます。
島根民藝協会の設立80周年を記念しての本展示、色々と勉強できそうで大変興味深いのと、
日本民藝館をはじめ安部榮四郎記念館や河井寛次郎記念館、鳥取民藝美術館所蔵の品々が
並ぶそうで、マニアックな展示の気配がします。見に行くのが実に楽しみです。
こちらのパンフレットは店頭に置いてあります。どうぞご自由にお持ちください。
展示を見に行かれる際は県立美術館から徒歩12分、当店にもどうぞお立ち寄りください。
常設にくわえて古いものを、特に山陰に関連のあるものを多めに並べてお待ちしております。
河井寛次郎 「辰砂窯変筒描蓋物」 故河井須也子さんによる箱書付き。
お隣の安来市出身の寛次郎さん、森山窯の森山雅夫さんの師匠であり、出西窯・湯町窯にも
何度も訪れています。「仕事のうた」のポスターもあります。詳しくはコチラをご覧ください。
バーナード・リーチ 「炻器天目釉刻線格子文盒子」
同じ作品がカラーで紹介されている1980年の図録(もちろん中古です)をお付けします。
リーチさんも出西窯・湯町窯や舩木さんの工房で制作するなど、深いゆかりのある方です。
残した意匠も数多く、ハンドルの形など今も愛され、受け継がれています。
松江周辺で庶民のものとして使われていたぼてぼて茶碗。布志名焼の大変古いものです。
目立つ貫入がいくつかありますが、一晩水を入れても全く漏れませんでした。お使い頂けます。
島根・民藝といったら出西窯といっても過言ではありません。
今年で開窯65年、長い歴史への敬意を込めて、以前の品も少し並べています。
こちらは日本民藝館所蔵の伊万里の古い醤油瓶を参考に作られ、
昭和37年度日本現代陶芸展に入選との記録があります。
本品もその前後に作られたと思われます。新品同様で匂いもありません。
使われずにしまってあったのでしょうか。
陳列で使うのにこの手の机を集めていたつもりが、好き過ぎて増える一方です。
気に入って頂けた方にお譲りできれば嬉しく思います。
古いものは他にもいくつかご用意しています。
そしてそして、当店は8月に企画展、9月に個展の予定があります。
・8月10日~8月20日 「色硝子」
安土草多さん、安土忠久さん、石川昌浩さん、太田潤さんの色硝子をご紹介します。
青、緑、水色、茶色、葡萄色、ラムネ色、、、たくさんの色と形が並びます。
・9月7日~9月17日 「石飛勲展」
白磁でおなじみの石飛さんですが、本展示では今取り組んでいる全仕事をご紹介します。
というわけで、「民藝 手仕事の美」期間中は現在の作り手たちによる品々も集います。
新旧の手仕事、どちらも観るだけで楽しませてくれますが、
お持ち頂ければ毎日の暮らしを楽しくしてくれるものです。
何かを見つけに、是非あわせてお出かけください。
「色硝子」と「石飛勲展」については今後詳しい情報を随時載せていきます。
ご期待ください。