岩井窯・山本教行展に向けて

今月16日に鳥取県岩美郡の山本教行さんを訪ねました。

後日お電話で話したらこの日の夜から翌日にかけては更に40cmの積雪があったそうです。
ご覧のとおりの状態でびっくりしましたが「良い時に来たね、よかったよ。」と言われました。
松江も寒い日が続いてウンザリですが岩美に比べたらかわいいものです。

さて今回の訪問で展示内容が概ね決まりましたので少しご案内させて頂きます。

岩井窯・山本教行さんの土鍋は雑誌などで頻繁に紹介されています。ご覧になったことが
ある方は多いのではないでしょうか。またそれらがきっかけで岩井窯・山本教行さんのことを
知った方も多いと思います。


蓋付片手土鍋(19.5cm×30cm 高18.5cm)

お米を炊いたり、


耳付土鍋9寸(26.5cm×31cm 高7.5cm)

グラタンを作ったり、


ミルク沸しピッチャー(18cm×11cm 高13cm)

牛乳を沸かしたり、私も日々楽しませてもらっている土鍋シリーズは当店の展示会でも
多数ご紹介します。どうぞご期待ください。

同時に今回、当店が力を入れて皆様にご紹介したいのは、40年という長いキャリアの中で
山本さんが作ってきた様々な作品たちです。

昨年、開窯40年を迎えられた山本さんの、独立から現在に至る作品が岩井窯の参考館で
展示されているのを拝見する機会がありました。40年も作陶されているのだから知らない
作品があるのは当然ですが、それにしても多い、というのが実感でした。

数多ある山本さんの作品たちは一人の仕事とは思えないほど様々です。でもどの作品にも
山本さんらしさは落とし込まれ、滲み出ていました。山本さんは今も昔も、自分の枠の中に
色々なものを吸収してはアウトプットするのを楽しんでいる、といった印象を受けました。

僭越極まりないですが、あまりにも様々あるため中には正直好みではないモノもありました。
でもそれらも含めた全ての作品たちから、楽しげな山本さんの心持ち、作る喜びが伝わって
くるように感じられて、見飽きることはありませんでした。

そんなこんなにグググッときてしまったので、当店での展示会にお越しくださるお客様にも
現在の作品と共に以前の作品もご覧頂けたら、またそれらを見るだけでなくお持ち頂ける
機会を設けられたらとの思いでしつこく相談してきたところ、大変嬉しいことに展示・販売を
ご快諾くださいました。

というわけで山本さんが現在取り組まれている作品と、岩井窯の展示・販売スペースでも
見かけなくなった以前の作品も並びます。

昔からのファンの方々はもちろん、岩井窯・山本教行さんに最近興味を持たれた方々にも、
そして作り手の方々にもきっと何か感じて頂ける貴重な機会になるかと思います。

会期は3月31日から4月8日。開店1周年の節目を迎える時期に初の展示会となりました。
何はともあれ皆様に楽しんで頂ける展示にすべく、精一杯準備して参ります。

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