「前野直史 小展」より、藁灰釉




今回は特別にお願いしていた錫釉がとても印象深かったので真っ先にご紹介しましたが、
この藁灰釉の仕事も静かに渋く、いい味出していました。
前野さんも好みの仕上がりだったようです。
上の3点は釉薬が溶け切らずやや濁ったような感じになった箇所が見られ、
それが面白い表情になっています。
釉が乾かないうちにささっと施す指描きも愉快です。




藁灰釉の作品はこれまでにもいくつかご紹介したことがあります。
ただまとまった数で届いたことがないのでこうして取り上げることはありませんでした。
今回あらためていいなぁ、もっといろいろ見たいなぁと思いました。
蓋物、そば猪口、片口、ぐい呑み、筒… 頼んでみたいです。
次はお待ちかねのスリップウェアをご紹介いたします。
よろしくお願いいたします。
Tags: 前野直史