「齋藤十郎 展」より、点々

14日の正午頃。 数分後、お客様はさらに増えました。

齋藤十郎さんの初めての個展が始まりました。
十郎さんが在店してくれた13・14日は大盛況で、私たちも十郎さんも慌てました。
たくさんのご来店に心から感謝申し上げます。
ありがとう御座いました。

特に混みあった時間帯には一言も言葉を交わせなかったお客様が何名かいらっしゃいました。
たいへん失礼いたしました。この場を借りてお詫び申し上げます。

さて本展もできる限りブログを更新して参ります。
初回は点打ちの作品をご紹介いたします。
伝票に「点々」とありましたのでここでも「点々」とさせて頂きます。

点々皿8寸(径24.5cm高5.5cm)
点々皿5寸(径15cm高3.8cm)、6寸(径18cm高4.5cm)
点々サンマ皿(30.5cm×14.5cm高2.3cm)、点々正方皿(13cm×13cm高3.5cm)
点々角豆皿(10.5cm×9.5cm高2cm)、 点々角小皿 (15.5cm×13.5cm高3cm)
点々ポット 小(16.5cm×10cm高9.5cm)、ポット(※ご売約御礼)

以前に十郎さんにどんな焼物が好きか質問したら真っ先に金城次郎さんの名前が出ました。
そして金城次郎さんに限らず沖縄の陶器には好きなものが多い、とも話してくれました。

やちむんの大らかで生命感に溢れた、自然の一部のような姿に憧れる作り手は多いと思います。
でもそれに倣った作品を沖縄以外の地域で自分なりにやろうとする人は少ないと思います。
あれほど現地の風土を感じさせるようなものはただ真似ても上手くいきそうにない、
ということは作り手ではない私でさえ予感します。

でも十郎さんのこの手の作品群はやちむんという名曲を上手くカバーしたかのようで、
こういうふうな作品が在り得るんだと、いい意味で期待を裏切られました。
現地の作り手でなくてもやちむんへの憧れや敬意を自作に落とし込んで表現することはできる、
という一つの事実を見せてくれているような気がします。

湯呑(径8.5cm高9.3cmほど)、マグカップ(11cm×8.5cm高9.6cm)※中、ご売約
点々飯碗(径13cm高6.5cm)、点々どんぶり 小(径15.5cm高7.8cm)
点々9寸鉢(径26.5cm高8.7cm)
9寸鉢の見込み

余談ですがこれらの作品を勝手に「やちむんリスペクトシリーズ」と呼んできました。
お客様との会話の中で「形はいわゆる写しです。完全にやちむんへのリスペクトなんです。」
と十郎さんも仰っていましたので間違いではなかったようでこれまた勝手に安心しています。

どれもやちむんからズレて、十郎さんの空気感がしっかり含まれた似て非なるもの、
「点々」になっています。なんだか愉快に感じるのは私だけでしょうか。

何はともあれお客様に好評ですし、個人的にも欲しいものがたくさんの点々シリーズ。
長く続けて頂きたい仕事だと強く思います。

ピッチャー3種(左から高17cm、16cm、21cm)

明日もブログを更新します。
画像の右のピッチャーのような模様の作品をご紹介します。
最初から少なめだったのと旅立ったものもいろいろあって少しになりますが…
ご覧頂けましたら幸いです。

よろしくお願いいたします。

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