「岩井窯・山本教行 展」より、いろいろ
作品展は最初の日曜日を終えるとお客様の数がグンと減って落ち着くものですが、
本展においては平日でもお運びがあり、おかげさまで賑やかでした。
わざわざ遠くから日帰りでお越しくださった方もいて、とても嬉しく思っております。
ありがとう御座います。
たくさんの作品を預からせて頂きましたので、
会期はあと2日ですがまだまだいいものたくさん並んでいます。
悩まずお出かけください。
さて本日は終盤におなじみの「いろいろ」です。
明日と明後日のブログとSNSに載せるものがなくならない程度に、ざっとご紹介します。
塩釉鉄砂湯呑、塩釉鉄呉須絵湯呑、塩釉瑠璃線描湯呑(径8cm高9.5cm前後) ※中・右、ご売約御礼
白掛櫛描ミルク呑(11cm×8.5cm高10cm)、赤絵ミルク呑(11cm×8.5cm高10cm)
灰釉鎬ミルク呑 ※完売御礼、黄釉櫛描ミルク呑(11.5cm×8.8cm高10.3cm) ※左、ご売約御礼
色絵打掛盃(径8.8cm高3.5cm)、色絵打掛片口(10.8cm×9cm高11.8cm) 盃、ご売約御礼
湯呑は昨日ご紹介した面取の2種と、塩釉のものをいくつか選ばせて頂きました。
釉の表情やフォルムをじっくりご覧頂けたらと思います。
ミルク呑は会期中盤になると品薄になりますが、まだこれだけ残っています。
山本さんがお客様に「これいいハンドルでしょ。」と仰る姿は印象的です。
ぜひ持ってみてください。
下戸ですが酒器は好きです。
これを嗜みの道具として持てる方が心底うらやましいです。
赤絵皿四寸(径12.8cm高2.8cm)、赤絵皿六寸(径17.5cm高3.2cm)
赤絵角皿 小、金彩角皿 小(ともに13.5cm×11cm高3cm)
黄釉掻落角皿(18.5cm×15cm高3.5cm) ※完売御礼
今回は掻落や線描きのものが全体的に多く、ここ最近の傾向のように思いました。
ただ塩釉、象嵌、打掛、櫛描、白掛、赤絵、金彩…それらの作品も一定数ありました。
山本さんの作品の幅をお感じ頂けたことと思います。
作品展のことを知らずに来たお客様が、
今並んでいる陶器がすべて一人の作り手によるものだということに気が付かない、
説明しても、え?ってなってすぐにはご理解いただけない、ということは今回も度々ありました。
作品の幅と強度をあらためて感じた次第です。
白掛鎬シュガーポット(径11cm高11cm)、灰釉掛分シュガーポット(径11.5cm高11cm)
今回の「岩井窯・山本教行 展」のブログは明日が最後となります。
大ぶりなうつわや花器といったオブジェ的な作品をご紹介いたします。
ご覧いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
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