「前野直史 展」から、筒描


筒描皿いろいろ

DMには前野さんにさっと描いてもらった筒描の下絵を採用しました。
なので筒描皿は特に意識して取り組んで頂きました。

しかし初めて使う釉薬があったり形も試行錯誤を繰り返したりでぶっつけ本番、
前野さんに多少は不安があったようですし、私も祈るしかありませんでした。

結果的には満足いくものを並べることができ、お互い大いに喜びました。
またご好評いただけていることも大変うれしく思っております。
ありがとうございます。


筒描皿5寸白 その1(径16cm高2.5cmほど) ※2点ともご売約、ありがとう御座います。


筒描皿5寸白 その2(径16cm高2.5cmほど) ※2点ともご売約、ありがとう御座います。


筒描皿5寸白 その2、左にズーム


筒描皿7寸白(径22cm高4cm) ※ご売約御礼


筒描皿5寸、茶と白(径16cm高2.5cmほど)


筒描皿5寸茶 その1(径16cm高2.5cmほど)


筒描皿5寸茶 その2(径16cm高2.5cmほど) ※左、ご売約御礼


筒描皿5寸茶 その2、左にズーム


筒描皿5寸茶 その2、右にズーム


丹波の古作の蓋と筒描皿。 ※右、ご売約御礼

筒描のモチーフは主に丹波の古作の蓋に描かれた紋様ですが、
前野さんがスリップウェアのうつわに描いているのと同じ紋様もあります。
このお皿の雰囲気に合いそうなものを下絵の段階でも描かれていました。
いい感じに落とし込まれています。

ちなみにすべて本展直前の窯で焼かれたものですが、一つ一つの雰囲気がけっこう違います。
特に茶色は個体差が出やすくて窯の中では隣同士だったものがまったく別の焼き上がり、
ということも珍しくないそうです。
まぁでもどう転んでも良いみたいなので助かります。

尚、筒描皿については作品展直前の記事↓にも詳しく綴りました。
ご覧頂けますと幸いです。

objects blog 2018.4.12 『14日から「前野直史 展」です。』


蓋物いろいろ ※右、右から2番目、ご売約。


蓋物の裏

徳利や蓋物も丹波の古作へのオマージュとして前野さんが注力された作品です。

底面の雰囲気もどうやったらそうなるのかをとことん調べ、考え、近づけています。
そんなとこまでとお思いになられるかもしれませんが手本となる古丹波への敬意でしょうし、
写しを作るのであれば隅々までやるのは大切なことだと思います。

ほどよく灰がかかって古作と見紛うような雰囲気に仕上がったものもありました。
最後の最後、窯からのご褒美でしょうか。


蝋燭徳利いろいろ


蝋燭徳利灰(高17cm)


蝋燭徳利白(高17cm) ※ご売約御礼


蝋燭徳利鉄(高18.5cm)

こうしていい結果のものだけ並べるとまったく見えなくなりますが、
残念ながら徳利には焼け過ぎで商品として出せないと判断したものが多数あったそうです。

作り手は皆さん苦労話を好まないし、してくれるなといった感じではありますが…
上手くいかないかもしれないというリスクと上手くいくまでのコスト、
それらを伴なう材料や手段を選択し、製作している作り手の苦労を思わない訳にはいきません。
仕事の一面としてお伝えしておきます。


筒描尺皿 柳文(径29cm高5cm)


ズーム

前野さんのブログでも本展に並んだ作品について紹介してくださっています。
この筒描尺皿についても前野さんらしい文章が添えられていました。
ぜひご覧ください。

前野さんのブログ やきものをつくろう 生畑皿山窯
筒描尺皿の記事 「筒描尺皿 柳紋」

明日はおなじみのスリップウェアをご紹介します。
よろしくお願いいたします。

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