「瀬戸本業窯 展」から、牡丹刷毛


牡丹刷毛蓋物(小:径9.5cm高9cm、大:径15.5cm高12.3cm)

古道具を扱っているとこの意匠の大きな蓋ものを度々見かけます。
大きさは様々ですが上の画像の右より優に大きく、倍くらいあるものもあります。
主に食籠として使われたのだろうと思います。

ただ人々の暮らしぶりの変化、好みの変化の中で淘汰されてしまったのでしょうか、
昭和中期頃からこの手のものは作られなくなったそうです。

ですが瀬戸本業窯がここ数年取り組んでいる古作の見直しなかで引っかかり、
この牡丹刷毛も今の暮らしにあったサイズになって再登場しています。

なかでもお皿は当店としても好みのものが多くこれまでにも何度かご紹介してきました。
入荷の度にご好評いただいております。

刷毛の模様はひとつひとつけっこう違いますのでご来店の際はじっくりお選びください。
お問い合わせの際も画像をご用意しますので、お気軽にお申し付けくださいませ。


牡丹刷毛ご飯茶碗(小:径12cm高6cm、大:径13.5cm高6.5cm)


牡丹刷毛湯呑み(径8cm高6.5cm)


牡丹刷毛筒(径9cm高11.8cm)


牡丹刷毛皿その1(6寸:径20cm高3.8cm、7寸:径22.5cm高5cm)


牡丹刷毛皿その2(6寸:径20cm高3.8cm、7寸:径22.5cm高5cm)


牡丹刷毛皿その3(6寸:径20cm高3.8cm、7寸:径22.5cm高5cm)※6寸完売御礼

染付について書いた前回ブログ記事で、瀬戸の土の特徴としてその白さについてふれました。
ただこの牡丹刷毛は瀬戸特有の技法ですが、その瀬戸の土の白さを潰しているから不思議です。
白い陶土にわざわざ黒化粧をしてその上に刷毛で白を施す、といった順序になるのです。

刷毛の跡を模様にしたものは様々な産地で作られています。
もしかしたらある職人がどこかで見た刷毛を再現してみたくてやってみた、
そしたらうっかりそれが流行った。
そんなことが瀬戸での始まりかもしれません。

想像に過ぎず真相は分かりませんがつくづくなぜ瀬戸でこれがと思わされるし、
こんな素敵な意匠をよくぞやってくれましたありがとうと言いたくもなります。


牡丹刷毛蓋物 特大(径17cm高16.5cm)


ズーム

明日もお天気は優れませんが、ここ松江への台風の影響は大したことないと見えます。
あと二日となった「瀬戸本業窯 展」、まだまだたくさん良いものならんでおります。
どうぞご来店ください。

ちょっとお出かけ厳しいなという方は当店のブログやインスタグラムにたくさん載っています。
是非ご覧ください。お問い合わせも心よりお待ちしております。

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