「松崎修 展」から、作品のお手入れ

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朱漆長皿、部分。

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塗分四稜盛器、部分。

松崎さんの作品は丁寧に扱わないといけないのだろう、
とお思いの方がとても多いことがお客様とお話していて分かりました。
ガラス質に覆われているわけではありませんしテクスチャーも様々、
なんとなく繊細そうだと思うのは当然かもしれません。

私も使い始めるまでは丁寧な扱いやメンテナンスが必要なのだろうと思い込んでいて、
自分の中で勝手に修さんの作品の敷居を高くしていました。

それでも使ってみたい気持ちが続いたので取り扱い店の方にいろいろ聞いてみたところ、
注意すべきことが何点かあるくらいで意外と楽に使えることに驚きました。

使い始めてみたら実に丈夫で、すぐに馴染みのある陶磁器とほぼ同じ扱いになりました。
それ以来、毎日気楽に愉しんでいます。

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黒漆丸鉢、部分。錫が蒔いてありますがこれも簡単に剥れたりはしません。

今日までにお客様からよく聞かれたご質問とその答えを以下に記します。
これから松崎さんの作品をご覧頂くにあたっての参考にして頂けますと幸いです。

Q:普通に洗って大丈夫ですか。

A:市販の食器用洗剤、スポンジで洗って頂いて大丈夫です。
  ただし不織布で擦ると傷になりますのでご注意ください。

Q:注意するべきことはありますか。
A:電子レンジ、食器乾燥機でのご使用はできません。
  沸騰したばかりのお湯を入れると傷む可能性があります。
  冷蔵庫は2・3時間ほどなら平気ですが、一晩入れたままにしたら傷む可能性があります。

Q:塗り直しはできますか。
A:自作であればできます。ご相談ください。

Q:何か特別な手入れは必要でしょうか。
A:特には必要ありません。頻繁に使ってもらえるとそれが一番のメンテナンスです。
 
お客様から度々頂戴したご質問はこんなところです。
これを見ただけでも想像してたより楽そう、と思われる方がいらっしゃるのではないでしょうか。

ちなみに拙宅では2歳半の娘が修さんの小鉢を使っています。
落とされたり、スプーンで叩かれたり、フォークでザクザクされたり、投げられたり…
扱われ方は実にひどいものですがそれでも特にトラブルなく健気に働いてくれています。
温度変化は苦手ですが、とても丈夫なうつわです。

というわけでタイトルは「お手入れ」としましたが、注意点が少々といったところです。
ただもしご不安に思われることが御座いましたら、どんな些細なことでもどうぞご質問ください。
当店で分からないことは修さんに確認して、必ずお返事いたします。

よろしくお願いいたします。

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