「掛谷康樹 展」から、碗・酒器・筒など

練上は色の異なる土を組み合わせた構造そのものが模様になっています。
そのため表と裏、外側と内側にほぼ同じ模様が表れます。
金太郎飴や切る前の巻きずしを思い浮かべて頂くと分かりやすいでしょうか。

掛谷さんの作品もああいった陶土の塊を作って、それをスライスしたものを型に当てて形を整えたり、
スライスしたものをくっつけたり、様々な工夫を凝らして出来上がります。

お皿や陶板のような平面的なものでも模様は十分楽しめますが、
ある程度の高さのある作品だと内側の模様が効果的に見えることで練上独特の表情というか、
立体的な面白さがよく分かります。

ざっとご紹介いたします。

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25.碗3.5寸(3点とも径11cm高7.5cmほど) ※中・右、完売御礼

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26.抹茶碗(左:径13.5cm高8cm、右:径12cm高9cm)

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27.片口5寸(2点とも18.2cm×14.5cm高8cm) ※手前、完売御礼。

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28.口付小壺(2点とも14.5cm×11cm高8.5cm) ※左、完売御礼

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29.口付小壺(14.5cm×11cm高8.5cm)

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30.ぐい呑み(左:径7.5cm高5cm、中と右:径8cm高5cm) ※左・右、完売御礼。

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31.片口6寸(22.5cm×18.5cm高7cm)

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片口6寸の見込み

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32.5寸鉢(径15cm高6cm)

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33.筒(2点とも径9cm高14cmほど)

3年前の作品展の時も仰っていましたが自分で考えて作りだした模様はほとんどなくて、
失敗や間違いがきっかけで新しい模様が生まれることが多いでそうです。

新しい模様に繋がりそうなヒントが見つかるとどうやってできたかを忘れないよう、
手の動きや土の状態など、要点をスマホに画像で記録していると話してくださいました。
面白いことにそういうヒントが出てくるときは立て続けにいくつも見つかるので、
スマホが泥だらけになってもかまわずに記録するのだそうです。

テレビを見ていて陶芸とはまったく関係ないことからヒントをもらった、なんてこともあったそうです。

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筒に黍とクロトン。

掛谷さんの作品展も残すところあと3日となりました。

たくさんのお問い合わせを頂戴しており、とてもうれしく思います。
ご希望のお品物がかぶっている場合は後からご連絡くださったお客様へのお返事が遅くなります。
予めご了承頂けますようお願い申し上げます。

棚が空いてきたので牛ノ戸焼、湯町窯、安土忠久さんの硝子、仁城逸景さんの椀なども並びました。
その他の棚はすべて掛谷さんの作品で埋め尽くされています。

まだまだたくさんご覧いただけます。
ご来店を心よりお待ちしております。

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