「小鹿田焼 展」から、箸立て・傘立て・雲助
箸立て3種 その1(左から高14cm、15.2cm、15.2cm) ※中、ご売約御礼
箸立て3種 その2(左から高15cm、14.5cm、15cm) ※右、ご売約御礼
櫛描7寸花瓶(高21.5cm)、箸立て 藁引き(高15cm)、刷毛目9寸花瓶(26.5cm)
箸立てはペン立て、花器、筒、作り手によって言い方は様々です。
本展でご紹介しているのは1点だけ坂本拓磨さん、あとはすべて柳瀬朝夫さんの作です。
私としては筒としたいのですが朝夫さんが箸立てとしているのでここでも箸立てとします。
だいたいがペン立てとしても使えるボリューム感で、今日ご紹介のものも例外なくそうです。
地味な色味、スッキリした形なので花を入れるととても映えます。
箸立てがスーッと長くなったような花器は何を入れても映える優れものです。
甕型はし立て3種(左から高15cm、14.5cm、15cm) ※右、ご売約御礼
甕型はし立てはペン立てにはごつ過ぎる気がします。
拙宅ではおたまやしゃもじ、その他カトラリーやキッチンツールを入れるのに使っています。
ちなみにこちらもお花が映えます。
この手のものは見立て次第でいろいろな使い方がありそうです。
うちではこんな使い方をしている、というのがあれば是非教えてください。
雲助を徳利として使う人はいないと思いますが、どうなのでしょう。
置いておくだけでも可愛らしいものですが枝ものなど挿してあげると結構いい仕事してくれます。
傘立ては4点ありましたが、DMの画像にあった小さいほうは旅立ちました。
小ぶりながらとても存在感があり、素晴らしい出来のものでした。
傘立ては玄関や軒先に置くのでお住いの顔になると言っても過言ではないかもしれません。
それに毎日目にするものだから、心から満足できるものを選びたいところです。
この画像の3点はどれも胸を張ってお薦めできるものです。
さて早いもので「小鹿田焼 展」は会期が残り2日となりました。
おかげさまで数あったものが完売になるなど、店頭から姿を消した品々が増えてきました。
しかしそうは言っても店内の棚はほぼすべて小鹿田焼で埋め尽くされています。
まだまだ見応え十分です。
暑さが続きますが、どうぞご来店ください。
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