なんか似てる
月曜日, 6月 13th, 2011先日NHKの朝の番組にダウンタウンの松本人志さんが映画「さや侍」関連で
出演していたのをかみさんが反射的に録画。後日そうだ、あれを見ようとなり
夕御飯を食べながら見たのですが、その中で松本人志さんが言っていたこと
「全然オモロない人の全然オモロないものがめちゃめちゃ面白かったりした
時に、あ、勝てないなって思った時に、笑いのプロの限界を感じるというか…
世界一面白くない人が世界一面白いんじゃないかって発想からいくと僕は
なんぼ頑張っても世界二位止まりなんじゃないかって思ってしまったりとか…」
これを聞いて、濱田庄司や河井寛次郎らが無名の工人の仕事に心底打たれ
「これにはかなわない」と言ったのとなんか似てると思い、ついブログに書いて
いる次第です。
古伊万里写しの猪口(明治時代)、古伊万里の網手紋くらわんか小碗
濱田庄司や河井寛次郎は天才と呼ばれていました。松本人志さんも笑いの
世界で天才と呼ばれています。そしてそんな人たちが「かなわない」とする
のが、美しいものを作ろうとか面白いことをしようという意識がないものだったり
あっても技量が至っていないモノやこと。
そういうモノやことに「作りだせる天才」を唸らせるような何かが宿っている。
工藝でも笑いでもあるんだなぁと思いまして…
完全なる雑記、他愛のないことで恐れ入ります。