「前野直史 小展」より、slipware

2020年9月28日 月曜日

おなじみのスリップウェアは今回もたくさん並びました。
小展とはいえ、ご来店のお客様には満足して頂ける品揃えだったと思います。

会期が終盤になりましたのでもちろん減りましたが、まだまだ選べます。
これから来られるお客様、通販をご検討してくださっているお客様にも見応え十分かと思います。
どうぞご覧ください。

尚、本ブログにはまだお求め頂ける作品のうち、サイズの大きなものを中心にご紹介いたします。
小さめのものはInstagramに紹介しますのでそちらもご覧いただけますと幸いです。
 

slipware浅鉢15(径15.5cm高5cm)、slipware浅鉢21(径21.5cm高5.7cm)※2点とも完売
slipware浅鉢18(径18cm高4cm)、slipware浅鉢20(径20.5cm高5cm)
slipware鉢19(径19.5cm高5.5cm)
左から slipware皿21その1 ※ご売約御礼、その2(ともに径21cm高3.5cm)
左から slipware皿21その3、その4(径21cm高3.5cm) ※2点ともご売約

スリップウェアは前野さんが陶芸の道に入るきっかけのひとつであり、
独立してからずっと続けていらっしゃる仕事です。

長年の経験による安定感と薪窯ならではの偶然性が相まって、
今回も様々な仕上がりのものがあり目を愉しませてくれます。
ユニークな線や静かな模様と共に、釉薬や土味といった質感にもどうぞご注目ください。

本記事には表面を映した画像のみですが、前野さんは裏面の美しさにもこだわっています。
実物をご覧頂く機会がありましたら是非ご確認ください。

slipware角皿25(25.5cm×21cm高4.5cm) ※ご売約御礼
slipware角皿28(28.5cm×24.5cm高5cm)※ご売約御礼
slipware楕円鉢 大(27.5cm×22cm高6cm)
slipware鉢25(径24.5cm高6cm)
slipware丸深鉢25 その1(径25.5cm高7.5cm)
slipware丸深鉢25 その2(径25.5cm高7.5cm) ※ご売約御礼
slipware鉢30(径29.5cm高7cm) ※ご売約御礼

大きいサイズの前野さんのスリップウェア作品、持っていて実に愉しいです。

紋様と薪窯焼成による味わいは迫力を増し、土ものの醍醐味・魅力に溢れ、
絵としてオブジェとして、飾りたくなるような力があります。
器として使えば食卓が華やかになるのはご想像に難くないでしょう。

すでにお持ちのお客様から、
「購入に当たっては覚悟が必要だったけど、買ってよかった」というお話をよく耳にします。
私も同感です。

「前野直史 小展」、早いものであと2日となりました。
お問い合わせに確実にお応えできるのは明日29日17時までとなります。
気になるものがありましたら遠慮なくお問い合わせくださいませ。

よろしくお願いいたします。

「前野直史 小展」より、藁灰釉

2020年9月26日 土曜日
指描5寸皿藁灰釉(径15.5cm高4cm) ※完売御礼
指描8.5寸浅鉢藁灰釉(径25cm高6cm) ※ご売約御礼
ズーム
リム鉢8寸藁灰釉(径26cm高6.3cm) ※ご売約御礼

今回は特別にお願いしていた錫釉がとても印象深かったので真っ先にご紹介しましたが、
この藁灰釉の仕事も静かに渋く、いい味出していました。
前野さんも好みの仕上がりだったようです。

上の3点は釉薬が溶け切らずやや濁ったような感じになった箇所が見られ、
それが面白い表情になっています。
釉が乾かないうちにささっと施す指描きも愉快です。
 

盌2種 ※左は完売御礼。右は同手があります(現品はご売約済み)
湯呑藁灰釉(左:径8.5cm高8.2cm 右:径8cm高8.8cm)
土瓶藁灰釉 (左:18cm×11cm高16.8cm 右:径21cm×13.3cm高20cm)
徳利藁灰釉(径10cm高13.3cm)


藁灰釉の作品はこれまでにもいくつかご紹介したことがあります。
ただまとまった数で届いたことがないのでこうして取り上げることはありませんでした。
今回あらためていいなぁ、もっといろいろ見たいなぁと思いました。

蓋物、そば猪口、片口、ぐい呑み、筒… 頼んでみたいです。

次はお待ちかねのスリップウェアをご紹介いたします。
よろしくお願いいたします。

「前野直史 小展」より、錫釉

DMにも写っている前野さん私物の錫釉作品。しっかり使い込まれてます。

この度の小展はこの錫釉の作品を紹介するために開催した、と言っても過言ではありません。
4月の作品展は会期を狙ったかのようにCOVID-19が感染拡大したため中止を余儀なくされましたが、
錫釉の作品はその会に向けて特別にお願いしていた仕事でとても楽しみにしており、
DMの画像に採用することにも一切迷いがないほどでした。

中止になったのは残念でしたが、前野さんには作品の完成度を上げる時間ができました。
個展中止の決断と同時にこの小展のような機会を後日設けましょうと話し合いながら、
これはこれで悪いことばかりではないかもしれないと思いました。

事実、作品展の規模は小さくなりましたが作品の仕上がり、特に釉の調子は良くなったようです。
前野さんからそう聞いて嬉しく思いました。

店頭でのお客様の反応も上々です。
ざっとご紹介させて頂きます。
 

錫釉小皿(径11cm高2.8cm)、錫釉リム小皿(径13cm高2.5cm)
錫釉リム皿6寸(径18.5cm高3cm) ※完売御礼
錫釉リム皿8寸(径23.5cm高4cm)
錫釉リム皿9寸(径26.5cm高4cm)※完売御礼
錫釉楕円皿(23.5cm×19cm高4.8cm) ※完売御礼
錫釉八角皿(24.5cm×24.5cm高3.5cm) ※完売御礼

柔らかさ、温かみのある色味と質感を皆さん目に留め、手に取ってくださいます。
そして冒頭の画像の前野さんがご自宅で使っているカップと盌をお見せすると、
こんなに美しくなるのかと感激してご覧になられます。

私も前野さんのお宅で見た時、フランスあたりの古い陶器だろうなと思いました。
いつ頃のものか尋ねたら自作だというお返事を聞いてたいへん驚きました。
しかも電気窯での焼成だと聞いてすっ転びそうになりました。

この美しい陶器が古作ではなく平成の日本の生まれであること、
薪窯を用いて作陶される前野さんとその作品に持っていたイメージとのギャップ、
現代的な手法・素材による作品でもこんなに味わい深くなるものがあるという事実…
いろいろグッときました。

錫釉コーヒー盌皿(ソーサー:径16.5cm高2cm、全体:高8.5cm)
錫釉マグカップ(高11cm~11.5cm)
錫釉盌(径13cm高7cm) ※完売御礼

盌皿のお皿は単品でも使えそうな大きさと形です。
カップはソーサー付きのものにしてはやや大振りです。
スープにも良さそうです。

マグカップもやや大振りで、200㏄が7分目くらいです。
探すと見つからないサイズで、大きめをお探しの方にはちょうどいいとお選びいただけてます。

盌はご飯茶碗に見立てたくなる形です。
私にはちょうどいいのですが女性のお客様にはちょっと大きいなと言われがちです。
スープ鉢、ちょっとした盛鉢にお選びいただく方が多いように感じます。

ちなみに前野さんはカフェオレボウルをイメージして作ったのだそうです。
いろいろ見立ててお役立てください。

錫釉花器(径10.8cm高15.2cm) ※ご売約御礼
壺錫釉(径17cm高17cm)
阿古陀壷錫釉(左から 径14.5cm高13.2cm、径17cm高16.5cm) ※右、ご売約御礼


花を入れた画像がなくて恐縮です。
ただこうして置いてあるだけでもこの白の色味と質感、ふくよかな造形で存在感があります。
オブジェになると静けさと明るさが共にあるような不思議な雰囲気を感じます。

錫釉の作品、いかがでしたでしょうか。
私はとても好みで、欲しかったものはきっと残らないでしょうから、
今回きりではなくまた何か頼みたいと思いました。
お客様からのご注文・リクエストもどうぞお聞かせください。

さてこの度の「前野直史 小展」、SNSやブログに掲載した作品はすべて通販対応を承っております。
お目に留まるものがございましたらどうぞお問い合わせください。

よろしくお願いいたします。

「前野直史 小展」、開催中です。

店内の様子

19日から前野直史さんの小展を開催しています。
4月に予定していた個展はCOVID-19の感染拡大により中止を余儀なくされましたが、
特別に取り組んで頂いた仕事があり楽しみだった作品展でしたので諦めきれず、
規模を小さくして仕切り直しをさせて頂きました。
同様にご期待くださったお客様もいらっしゃり、嬉しい限りです。

今回は店内の半分ほどを使っての作品展になるため、「小展」としております。
どうなるか多少心配はありましたがslipware、型物、藁灰釉、錫釉…
前野さんの作品には幅があるので見応えは十分です。

29日まで開催しています。
まだまだたくさんの作品が並んでいますのでどうぞお出かけください。
尚、最終日29日は前野さんが在店してくださいます。
ご都合よろしければ是非。

Instagramにご紹介した作品、これからブログでご紹介する作品はすべて通販対応いたします。
目に留まるものがございましたら是非お問い合わせください。
よろしくお願いいたします。

以下、4月の個展のDMです。

DM

昨年前野さんを訪ねた際、自作の錫釉のカップにコーヒーを淹れてくださいました。
初めて錫釉の作品を手にしたとき、柔らかさと温かさを感じさせつつ、どこか無骨な
雰囲気も漂う白に不思議な魅力を感じたことを、飲みながら思い出しました。そして
使い込まれた今の姿も健気で実に美しく、こんなふうになるのかと感じ入りました。

聞けば錫釉の作品は薪の窯でも電気窯でも焼成するそうです。薪窯信者でありながら
現代的な手法を全否定しているわけではなく、作品によっては活用しているのです。
前野さんの陶工としての柔軟な一面が表れているようで、尚のことグッときました。

そんな錫釉の仕事、ある程度まとまった数と種類で紹介したいと思って注文はせず、
本展に向けて意識的に取り組んで頂きました。いつもの仕事も加わって、前野さんの
引き出しの多さを感じて頂けることと思います。どうぞご期待ください。

二つの作品展を終えて

2020年9月13日 日曜日

もうだいぶ時間が経ってしまいましたが7月の「森山窯 展」と8月の「岩井窯・山本教行 展」、
コロナ禍でこのお二組の作品展が無事に終了できましたこと、心より御礼申し上げます。

今までは個展や企画展になると会期中にブログを更新してきました。
その作品展に向けて作り手とやり取りする中で知ったこと、作り手とお客様の会話から知ったこと、
そういったその時々の新鮮で生々しい情報を記録することを意図して続けてきました。

「森山窯 展」では数回更新しました。
ただ店頭では予約制や入店制限の導入など慣れないことがいろいろあって気疲れしていたのと、
通販のお問い合わせをたくさん頂戴できたのはたいへん喜ばしかったのですが、
仕事量が増えいつものようにブログを書く気持ち的余裕が持ててなかったのが現実でした。

それを受けて「岩井窯・山本教行 展」では意識的に更新をしませんでした。
ステイホームのこのご時世で通販のご依頼もまた多数寄せられることが予想されましたので、
それに全力で取り組む時間の確保を優先しました。

そんなこんなで「岩井窯・山本教行 展」では思い切ってInstagramでのご紹介のみとしましたが、
やっぱりブログもあったほうがいいのかな、というのが実感です。

我ながら作品展の記録がブログにほとんどないことに違和感を拭えません。
SNSをやっていないお客様から寂しいというお声も頂戴しました。
作品展の際の情報発信についてはこれからも検討を重ねていきたいと思います。

Instagramでの動画投稿には大きなメリットを感じました。
会場全体の雰囲気を立体的に、現実味をもってお伝えできたのではないかと思います。

それに動画だと流れの中でかなりの数の出品作品をご覧いただけます。
店には来れないから何かあればぜひ通販で!と思ってくださっていたお客様にはとても有利で、
ご好評のお声をたくさんお聞きできました。

ブログもInstagramの画像投稿もつい文章を長々と書いてしまいます。
(本記事も長いですね。ご容赦ください。)
そういうの要らないとお思いのお客様にもよかったのではないかと思います。

とにかくInstagramの動画投稿は試してみたことでいろいろな発見がありました。
これからも活用していきたいと思います。

それぞれの作品展の様子や作品については 下記のリンクからもご覧いただけます。
作品はもうほとんど手元になく恐縮ですがどうぞご覧ください。(一部お客様の画像も含まれます)

「森山窯 展」 #森山窯展2020
「岩井窯・山本教行 展」 #岩井窯山本教行展2020 

来週の19日(土)からは前野直史さんの小展です。
COVIDの第一波により中止になった4月の作品展の仕切り直しです。
またInstagramの動画投稿も活用しつつ、前野さんの仕事をご紹介できたらと思います。

よろしくお願いいたします。